5/23のまちの保健室（自分探しをする前に確認したいこと）

仕事やプライベートの現状に対する不満や悩みを持っていたり、将来に不安を感じたりしている人の共通点は、「どうしたらいいのかわからない」とモヤモヤした気持ちを抱えて過ごしていることです。

 

こんな心理状態の人には、下記の様な色々なアドバイス情報が入ってきます。

 

・トイレ掃除しましょう

・半身浴をしましょう

・瞑想をしましょう

・ポジティブな言葉を使いましょう

・自分を褒めましょう

 

書店に行けば、人生・自己啓発などのコーナーには似たようなタイトル本がたくさん並んでいます。

 

自分の悩みにマッチした内容の書籍に出会えれば、解決の糸口が見つかるかも知れません。

 

トイレ掃除も半身浴も瞑想もしてるけど、全く現状が変わらないと悩みが増すと「自分探し」に出てしまいます。

 

「自分探し」をスタートした時点で、「どうしたらいいのかわからない」がセットになっています。

 

この時点で「何」を「どうしていいのか」が、すでにわからないのです。

 

苦しいでしょう。

自暴自棄な気持ちになるでしょう。

全てを投げ出したくなるでしょう。

全てがイヤになるでしょう。

 

こんな気持ちになっている時に、高額なセミナーの誘いや、信仰が足りないなどと、勧誘があるかも知れません。

 

人は、高額になればなるほど、支払ったものには価値があると思い込みます。

 

弱った人の心の隙間を狙ったビジネス手法に、捕まらないことを祈っています。

 

今日のまちの保健室で、オアシスを求めて砂漠を彷徨っている青年の話をしました。

 

この青年の前に老人が現れました。

 

老人は、この青年に地図とコンパスと水をプレゼントしました。

 

プレゼントを受け取った青年は、オアシスに辿り着くことができたでしょうか？

 

 

 

この青年は、残念ながらオアシスには辿り着くことはできませんでした。

 

地図もコンパスも水ももらったのに…、それはどうしてなのか…。

 

答えは、「その青年は、自分が今、どこにいるのかわからなかったから」

 

自分の現在地がわからなければ、掃除や瞑想をしても、オアシスには辿り着けないと言うことです。

 

もし、あなたが人生の宿題を抱えていたとしたら、あなた自身の現在地をしっかり把握することをお勧めします。

 

自分の現在地がわからなかったら、ぜひ、高額なセミナーや勧誘などの無い、ワンコインのまちの保健室に遊びに来てください。

 

一緒に、あなたの現在地を確認していこうと思います。

 

いつでもあなたを、お待ちしております。