5/10のまちの保健室(人生の伸びしろ)

毒親とは、過干渉や暴言などで子どもを思いどおりに支配する「親」のことを言います。

 

親にも当たりはずれがあり、それによって子どもの人生がマイナスに左右されることを、「親ガチャ」と言います。

 

毒親のタイプが支配型の場合、親から洗脳された影響で、自分で意思決定ができなくなります。

また、親の考える世界感や価値観が正しい事だと信じてしまいます。

そして、親に「いい子」と評価を受けるために不平不満を言わない忍耐強さがあり、謙虚で遠慮がちになります。自分より他人を優先する自己犠牲を持つ個性を形成してしまいます。

自分の居る世界が、みんなも居る世界だと思ってしまいます。

 

生育過程で得た「家庭教育」は、大人になってからもその影響が残ります。

例えば、恋愛、職場、結婚、人間関係など。

 

教育には、3つあります。

 

それは、「学校教育」「社会教育」そして「家庭教育」です。

 

この3つの中で「家庭教育」だけは、第三者が介入できない領域です。

 

目玉焼きを、ソースで食べている家庭に育った子どもは、それが当たり前になります。

 

そこに、目玉焼きは醤油で食べなさいとは、第三者が介入することができないのです。

 

同じように、親の価値観の刷り込みで育った子どもは、それが当たり前だと思って世の中を見るようになります。

 

人間は他者と接することで、新しい価値観や作法を知るきっかけを得ます。

 

目玉焼きは、ゴマ油で食べると美味しいよ!

目玉焼きは、麵つゆで食べると美味しいよ!

目玉焼きは、オリーブオイルで食べると美味しいよ!

 

今まで信じ続けてきた自分の中での神話が、崩壊します。

 

「えっ、マジで!」

 

「そうなの…」

 

「知らなかった…」

 

今まで、自分で当たり前だと感じていた見方や考え方に、疑問と未来への期待が生まれます。

 

その瞬間、自分の現在地がはっきりしてきます。

 

選択肢が増えます。

 

親の価値観から離れ、自由と言う開放感を獲得します。

 

そして、自分の人生は自分で選んで良いんだと確信します。

 

「家庭教育」で培われたものは、良くも悪くも根が深いです。

 

毒親や親ガチャで、不敏な思いで生活している人もいるでしょう。

 

もし、あなたがそうであれば、まちの保健室に足を運んでみてください。

 

まずは、あなたの現在地がはっきりとわかるだけで、前に進める勇気を持てるかも知れません。

 

そして、親の囚われから脱出したあなたのこれからには、人生の伸びしろがたくさんあること間違いなしです。

 

今日のまちの保健室で話題となった話をもとに、私の考えをお伝えしてみました。

 

あっ、そうそう、まちの保健室も約3年ぶりに、マスクなしでの通常仕様での開催スタート日に、新しいお友達が参加してくれました。

 

本当にグッドタイミングでした。

 

新しいお友達のこれからの人生も、きっとグッドタイミングが続くのではないかと思います。

 

ちなみに、グット(良い)タイミングの語源は、ゴット(神)タイミング…だとか。。。

 

また、例の、、、心がとても温かくなるとても不思議なお菓子配りの再開も、もうすぐ…かな。。。(笑)

 

とにかく、不思議なお菓子配りのことを知りたければ、まちの保健室に足を運んでみてくださいね♪

お待ちしております。

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コメント: 2
  • #1

    michi (水曜日, 10 5月 2023 23:17)

    こんばんは
    『毒親』と言う言葉は好きではないけれど、そんな親の下で育ちました。
    ダメダメな自分だけど、それを40年も50年も言い続けられると自信がなく、『自分はダメで取り柄がなくて、生きている価値がない』と思ってしまう経験をしました。今は抜け出して、自分を大切にできていると思います。
    目玉焼きの一例がありましたが、正解を求めるのではなく、自分の価値観に固執せずに、人の意見も聴いてみる。そして、考えていく場。それが、まちの保健室だと私は思っています。

  • #2

    こころをつなぐ平塚 (水曜日, 10 5月 2023 23:33)

    michiさんへ
    コメントありがとうございました。
    michiさんは、ご自身の「現在地」を把握できたから、希望ある未来に足を運べたのだと感じています。michiさんの伸びしろにも、大いに期待してますからね♪