好きなことやものに熱中していると、時間の経過を「あっというま」だと感じる経験はあなたにもあるでしょう。
時間を忘れて何かに没頭する経験のことを心理学では「フロー」と呼びます。
アメリカの心理学者チクセントミハイによって提唱されたフロー理論とは、自分を高めていくための発達のモデルであり、人は何かに夢中になる(フロー)経験を通して、自分の持っている能力をさらに伸ばすことができるというのです。
今日のまちの保健室で、明け方4時に眠りにつき6時に起床したお話がありました。
眠りにつくまで眠れなかったわけではなく、集中して興味のることを調べていたら明け方になったというのです。
まさに、フロー状態だったわけですね。
経営者や研究者、スポーツ選手などは、フロー状態に入る方が多いと言われています。
スポーツの世界ではトップアスリートがフロー状態になることを、ゾーンに入った(究極の経験)とも表現されます。
そして、毎日を積極的に生きている人ほど、フロー経験が起こりやすいと言われています。
あなたは最近、
夢中になったこと 没頭したこと 集中したこと は、ありましたか?
今までに、フロー状態、ゾーン状態の経験はありましたか?
今持っているあなたの能力が更にパワーアップするこのフロー経験・ゾーン経験は、日々の充実感や、精神的な健康を保つうえでも効果的です。
レスリングの吉田沙保里さんは、ゾーンに関する実験を行っています。
センサーをつけた状態でレスリングの試合を行い、集中度とリラックス度を測定しました。
すると相手選手は集中が上がると、リラックス度が大きく下がったのに対し、吉田選手は、集中が上がってもリラックス度をキープできたという実験結果になりました。
相反するように思える二つの要素、「集中」と「リラックス」の両立が、ゾーンに入るために必要ということです。
こうなると、なかなかフローやゾーン経験はハードルが高そうと感じてしまうあなたがいるかも知れませんね。
そんなときは、まず、好きなものを見つけることから、始めれば良いのではなかいと思います。
そしてその好きになったモノやコトを、まちの保健室におしゃべりしに来てください。
それが、フローやゾーン経験のスタートラインに立つことになると思いますので!
いつでも、お待ちしてます(^_-)-☆
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ニシちゃん (水曜日, 25 5月 2022 20:17)
今日、まち保に参加させて頂けたことに感謝しています。
そして、とても勉強になりました。
人生に無駄な生き方はありません。
自分にないものを、人から学んでそれを「気づき」として受け入れることができたので、これからもいろんな出会いを自分から行動して見つけていきますね。
ありがとうございました。
こころをつなぐ平塚 (水曜日, 25 5月 2022 20:25)
ニシちゃん、コメントありがとうございました。
自分から行動して出会いを見つけようとするニシちゃんが素敵です!
これからも一緒に学んでいきましょうね♪