4/5のまちの保健室(点と点をつなげる)

「あの時取得した資格が現在の職場で強みになるとは…」

 

今日のまちの保健室で話題に出たお話です。

 

20数年前に取得した資格は、その仕事に就くために取った訳ではなく、親が独学で取得していたので自分も取ってみようというきっかけだったそうです。

 

その資格を持っていることが、今春の職場異動などに大きな影響をもたらしていたのです。

 

過去の一見すると無関係な経験が、今になって役に立ち、新しいキャリアをつくったお話です。

 

あなたも、同じ様な経験はありませんか。

 

この話を聞いて私は、2005年のスタンフォード大学卒業式の祝賀式で卒業生に向けて行ったスティーブ・ジョブズの伝説のスピーチのお話をしました。

 

ジョブズは3つの話をするのですが、初めに話した内容が「点と点をつなげる」という内容です。

大学生の時に学んだカリグラフの授業が、後のアップルでの事業に役に立ったというスピーチです。

 

ジョブズはこの話をこう締めました。

 

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。

できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。

だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。

運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。

私はこのやり方で後悔したことはありません。

むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。

 

もし今現在、苦しい、挫折しそう、投げ出したい、などと感じているあなたがいたとしたら、今の状況がいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかないのです。

 

私は、何事にも「自分を信じること」が出来る人が強く生きる秘訣なのではないかと感じています。

 

ジョブズは第2話、第3話でも素敵なスピーチをしています。

興味があれば、ご覧ください。

https://youtu.be/o97upTCsRME

 

なかなか自分を信じることができないと感じているあなたがいたとしたら、ぜひ、まちの保健室に足を運んでみてください。

 

きっと、点と点をつなげるためのヒントが出てくると思いますよ。

 

お待ちしております。