親しい知人とか、嫌いな友人という表現は、違和感を感じますね。
言葉を入れ替えてみると、いかがでしょうか。
親しい友人、嫌いな知人。
おー、違和感がありません。
人(相手)に対する「心の距離感」が、友(とも)なのか、知(しっている)なのかで、呼び方が変わります。
知人との交流は、距離感が保ててますので、冷静な判断や対応が取れます。
友人との交流は、あなたも私ときっと同じはずだと勘違いしてしまうことがあり、人間関係がこじれる場合があります。
同じような響きに、「共感」と「同感」があります。
共感は、相手の世界観を尊重して受け入れることです。
知人だと、共感対応はうまくできます。
相手に踏み込まず、距離感を持って受け入れることができるのです。
同感は、相手の世界観と自分の世界観が一緒だということです。
友人の悩みを、「うんうん、わかる~、つらいよね~」と簡単に同感できます。
しかし、その次に「私も同じ体験したことあるから、とってもよくわかる~」となります。
ここから、友人関係がこじれていきます。
え、、、どうして!!!
そう感じたあなたは、無意識に友人を傷つけているかも知れません。
悩みを持った友人の話を、聞き手側のあなたが「私の話」にすり替えていたのです。
悩みをあなたに打ち明けた友人は、あまり気持ちの良いものではないです。
じゃ、どうしたらよいのですか???(と、声が聞こえてきました!)
その答えは、知人さんが持っています。
きっと知人さんだったら、
「そんなつらい出来事があったのですね」
と、距離感を持って相手の悩みを受け止めていることでしょう。
人間関係は面倒なことが多いです。
どうしてかというと、この世の中は、「嫉妬」と「羨望」で出来ているからです。
友人をたくさん持つより、知人とたくさん繋がっている方が、生きやすいかも知れませんよ。
いやぁ、、、でも友達がいないのはさみしいかも…と思ったそこのあなた!
今は、SNSで会ったことのない人とも、簡単に「友達」になれる時代です。
でも、それはちょっと違うかも…と思ったら、まちの保健室にいらっしゃい♪
温かな気持ちになれると思いますよ。
お待ちしております。
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