2/27のまちの保健室(支援と指導)

今日のまちの保健室で私が気になったキーワードは、「支援」と「指導」でした。

 

私の関わる教育業界や、福祉や介護などの現場でもよく出てくる言葉ではなかいと思います。

なんだか似たようなニュアンスがありそうで、違いがうまく説明できない自分がいました。

 

まずは、辞書でコトバの意味を調べてみました。

 

「支援」…力を貸して助けること(デジタル大辞泉)

 

「指導」…ある目的・方向に向かって教え導くこと(デジタル大辞泉)

 

なるほど、勉強になりました。


これを私なりにもっと噛み砕いて表現してみました。

 

『支援』は、できないことをフォローし、相手の能力に応じて手を貸したり助けたりしながら、相手の今持っている能力を最大限生かせるように、寄り添う行為や行動。

 

『指導』は、できないことをできるようにするために、相手の能力を最大限に引き出し、今持っている能力を更にアップさせる行為や行動。

 

私のこの定義?というか要約?というのか、また、この表現が正しいのかは、自分でもよくわかりませんが、「支援」と「指導」には線引きがあるように思えてきました。


教育の専門家として、基本的なことがわかっていないのかな…と、反省する気持ちも出てきました。

 

こうして、気になったことを調べていると、私自身があまり「支援」と「指導」という概念で仕事をしていないことに気付かされました。

 

もしかしたら、私自身が「支援」と「指導」というコトバ(言霊)が、好きではないのかも知れません。


どうしてなのかは、わかりません。


「支援」や「指導」をされている方々には、素晴らしい人が大勢いらっしゃると思います。

 

そこで私は自分の経験から、ひとつの仮説を立ててみました。


私が今までに目にしてきた「支援」や「指導」をされている方々に、人間力を感じないことが多かったから、無意識に評価が下がってしまっていたのかも知れないと…。

 

こうして、「支援」や「指導」というコトバに違和感を覚えた私は、この違和感に替わるコトバを探してみました。

 

そして、見つけましたよ~♪

 

それは、「援助」と「育成」というコトバ(言霊)でした。

 

私は教育の専門家として、「援助」と「育成」の気持ちがベースにあることを発見できたのです☆

 

もちろん、辞書で確認してみましたよ!

 

「援助」…困っている人に力を貸すこと(デジタル大辞泉)

 

「育成」…育て上げること。育ててりっぱにすること(デジタル大辞泉)

 

そして、心にストンと落ちてきました。

 

「あっ、これ! まちの保健室だ♪」…ってネ(*^_^*)


私も、参加されるみなさんとこうして一緒に学習できることに、感謝です。