5/23のまちの保健室(ほんのちょっぴりでいい…)

 愛しさとは、人物や物事に対して抱く、かけがえのない感情のことを言います。

 

 理解とは、 物事の道理や筋道が正しくわかり、納得することです。


 この「愛しさ」と「理解」は、人間関係のコミュニケーションキーワードとして、とても重要なポイントです。

 

旦那さんに「愛しさ」を感じていますか?
-えっ、まさか…、愛しさなど全くありません。あるのは悔しさだけです…-

 

旦那さんを「理解」していますか?
-えっ、まさか…、理解どころか、誤解と後悔と不愉快です…-

 

 これは、夫婦間の例え話ですが、夫婦間に限らず、ストレスを感じるコミュニケーションには少なからず悔しさ・誤解・後悔・不愉快があるものです。

 

 ストレスを感じる相手とのコミュニケーションは、幸せの感情からは遠いものだと思います。自分自身にストレスを感じてしまう方、言い換えると、自分にダメ出しをしてしまうクセ(?)のある方は、自分があまり好きではなくて、その自分を理解(納得)できないことにより、自分自身を責めてしまいます。
これも、幸せの感情からは遠いものです。

 

 では、「幸せ」とはどのようなことを言うのでしょうか?

 

 多くの方は、自分の幸せを、他人との比較で計ってしまいます。

 

 「しあわせは いつも じぶんのこころがきめる」という相田みつをさんの言葉があります。幸せは、その人、個人によって違い、幸せだと思える人に幸せが訪れるのだと思います。

 

 「愛しさ」と「理解」を生活に取り入れいくことが必要だと言うことを押し付けたい訳ではありません。24時間、ずっと「愛しさ」と「理解」の関係性にあふれた行いは、とても疲れてしまうものです。大切なことは、「愛しさ」と「理解」と言うキーワードを頭の隅に覚えておくこと。そして、ほんのちょっぴりでいい…、そう言う気持ちを少しだけ、そしてたまに持てるように、心に隙間を作っておくことです。


 人は、そう思える心を持てるか否かで、「幸せ」に近づくが、「シワ寄せ」が来るか、結果が変わってくるものだと思います。

 

 もし、旦那さんのかかとが薄くなった靴下を見て、「この人、まだこの靴下履いて会社に行ってる、毎日我が家のために頑張ってくれているのね…」などと、ほんのちょっぴり、愛しさと理解を持ってみて、3足1,000円の新品ソックスでも買ってそっと置いておきましょう。

 

 「おっ、新しいソックス、買っておくてくれたんだ、ありがとう!」こんな言葉が返ってきたら、きっと「幸せ」な気分になることでしょう。

 

 私も相田みつをさんに対抗して、このような名言(迷言)はいかがでしょうか?

 

「しあわせは ギャップが作っている…☆」

 

 いま、辛いこと、苦しいこと、悩んでいることがあれば、それは、幸せに近づこうとしている前触れでもあります。そうです、しあわせは ギャップが 作り出しているのだから…

 

 いつも、いつも、ずっと、ずっと、応援しています!


 みなさんが、幸せに感じれる毎日を過ごせるようにと!