問題や悩みを抱えたとき、「助けて!」を発することが出来ない人は、ひとりで悩み、他人との繋がりを拒む行動になりがちです。それはどうしてかというと、「わかってもらえるはずがない」という「ふつう」や「他人」の基準から自分で決め込んでしまってるからです。
今日のまちの保健室は、こんな話題が出てきました。
子どものためにと思って行っていた行動が、逆に子どもを傷つけていたことに気づいた。
子どもの担任の先生に理解してもらえるコミュニケーションが取ることができた。
装うことでその場をしのぐことはできるけど、まだまだ親と腹を割って話すことができない。
精神的にも肉体的に凹んだときの、立ち直り方を知りたい。
日々、生活している中で、色々な悩みが出てきますね。気づけたことや、出来るようになったことなど、自分が子どもの時に、親や先生に話したり伝えたりすることは、日常普通にあったと思います。
それが、いつしか、大人の世界で生きることで、報告する人や場所が無い事に気づかず、自分で作り上げた「普通」を基準に出来た出来ないを自己評価してしまいます。また、「普通」と同じぐらい、いや、それ以上に「他人」を基準にして出来ている出来ていないを自己評価している場合があります。
「吐き出すこと」「聴いてもらえる場所」「安心して話す場所」があることの大切さを、たくさんの人に知ってもらいたいです。
今日は、そんな思いが通じたのか、神奈川新聞の記者さんがまちの保健室の取材に来られました。本日ご参加いただいた方々には、取材協力もしていただきまして、本当にありがとうございました。記事が紙面に掲載される日程などが決まりましたら、HP上でお知らせしたいと思いますので、HPのチェックをお忘れなく!
次回のまちの保健室は、4月28日(木)10時からです。いつもの通り、ひらつか活動センター研修室でお待ちしております。